その付帯サービスはあって当たり前
テレビやインターネットの広告などを見ていると通販型自動車保険のうたい文句は、保険料が安い事といろいろなサービスが付いていることに集中しています。
確かに保険料は無駄なコストを削減したことによって確実に店舗型自動車保険より安くはなっていますが、付帯サービスについては、ちょっと大げさなような気がします。
よくあるのが、「通販型自動車保険にはロードサービスが無料です」というもので、交通事故も含めて、ちょっとした故障の時でもすぐに飛んできて、車が動くようにしてくれますよという事ですが、こんなサービスであれば何も通販型自動車保険でなくても店舗型自動車保険にもこういったサービスが無料で付いているところはたくさんあります。
24時間受け付け可能なアシスタンスサービスなる受付業務も、店舗型自動車保険においても、そういった受付業務はありますし、代理店に電話するという手もあるのです。
要は、当たり前のことをさも特別なこととして扱う宣伝広告の常套手段であって、通販型自動車保険の大きなメリットいうわけではありません。
レストランなどで「当店の食事はおいしいです」といっているようなもので、おいしくて当たり前なのが外食産業なのにかかわらず、あえておいしいといって特別なものとしてみてもらいたいという事と同じなのです。
中には本当の店舗型自動車保険にはないサービスもありますので、それを見分ける目や知識も必要となってくるでしょう。
